days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

カリフォルニア州旗〜ハイイログマ

天気予報では今日から3日間、Redondo Beachは雨の予報です。


カリフォルニア州の州旗の熊が気になっていたので調べてみました。
この旗は、1846年にメキシコから独立したカリフォルニア共和国の国旗を基にしていて、州旗としての制定は1911年です。
この熊は、いわゆるグリズリーの一種、カリフォルニア・ハイイログマ(現在は絶滅種)で、熊は決断を、星は自由を象徴しています。
私は恥ずかしいことに今まで、州旗の熊はカリフォルニア州に多く生息しているブラックベアだと思っていました。
ハモサビーチ沿いのお土産やさんにはこの州旗のデザインのTシャツも売られていて可愛いです。でも絶滅の歴史を知るとちょっと複雑な気分ですね。
とりあえず今私が地球のためにできること、ゴミの分別・リサイクルに心がけています。
■なぜハイイログマはぜつめつしてしまったのか?■
1848年にカリフォルニアにゴールドラッシュ(金が大量にみつかる)がおきて、大勢の人間が集まりました。人間はウシやブタなどの家畜を連れてきましたが、その家畜をハイイログマが襲ってしまいました。人間は家畜を襲うハイイログマを銃や毒や罠でかたっぱしから捕獲、クマ狩りにあったクマは、毛皮にされたり手足の脂肪はクッキーの材料にされました。
またつながれて自由のきかないクマにイヌを襲わせる「クマいじめ」が流行り、1849年〜1970年にはハイイログマは激減してしまいました。1880年ころには数の減ったハイイロクマは生息地を人間に奪われて山岳部に追いやられてしまい1924年にセコイア国立公園で目撃されたのが最後で、以降目撃されていません。