days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

雲の中を滑る

スキー三昧の管理人さんに再び誘っていただき、Mammoth Mountainへ行ってきました。
4月も半ばというのにMammothは強烈なSnow stormで、久しぶりに吹雪かれました。
LAに来てからもうすぐ半年ですが、本気で「寒い」と感じたのは今回が初めてでした。
おかげで雪質自体は春スキーとは思えない締まったコンディション。
しかし標高の高いMammothはほぼすっぽりと雲の中で、滑っていても自分の足元も何も見えない状況でした。まさしく五里霧中というか雲の中を滑っている感覚で、スピード感覚も平衡感覚も全て失い、自分がどこを滑っているのか、どこに向かっているのかもわからなくなってしまいました。
みんなで「目をつぶって滑ってもかわらない」などと言いながら、スキーの天敵は悪雪でも天候でもなくて、「視界がゼロ」であることなんだ、と猛烈に思いました。
午後からは天気が一変し、晴れ間がでてきました。午後は午前中に溜まったフラストレーションをすっかり解消。さすがに晴れて陽射しがきつくなると、午前中は締まっていた雪も懐かしの春スキーの様相を呈してきましたが、それはそれでちょっと滑り方を変えたりして楽しい。ぐったりするまで滑ってすっかり良い気分でした。
フラットなバーンはそこそこ滑れるようになったので最近は「いろんなシチュエーションを滑ること」を目標にしています。
日本にいる頃は同じようなバーンを同じような滑り方で降りてくる、ということしかやっていませんでした。
でもそれでは「滑れないコース」はぎこちなく降りてくることしかできません。
Mammoth Mountainには日本に無いような多彩なコースがあるので、どんなところでも楽しく滑れるように色々なシチュエーションを滑って、経験を積んで行きたいと思いました。
(いつもはお気楽ブログなんですが、今日はアツいですね(*^_^*))
スキー三昧→http://www.skizanmai.com/
(スキー以外のページ、現在連載中の「旅人、ユーラシアを往く」もおすすめです)