days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Hugo

今年初めてのドッグレスキューに行ってきました。
今日お散歩したのは、ピットブルのScamp,Hugo,Dolly,ミックスのGinger,シェパードのファミリー3頭の7頭。
年末に虐待からレスキューされてきたHugoは片目が無く、尻尾は毛が禿げていて、ガリガリに痩せており、撫でるとゴリゴリと骨の感触がします。
詳しい事情はまだ聞いていないのですが、「ファイトドッグ(闘犬)で負けたため、放置されたんじゃないか」とボランティア仲間が言っていました。
日本では賛否両論ありながらも伝統として守られている闘犬
しかし、アメリカではファイトドッグは法律で禁じられており、ギャングや一部のお金持ちが資金稼ぎの賭け事として闇で行われています。
そのため、ファイトドッグに使われているピットブル達の飼育環境は劣悪で、試合に負けたピットブルはお金にならないので殺されたり、怪我を負っていてもそのまま放置されて衰弱死したりしています。
またファイトドッグに使われているため、ピットブルという犬種に関しても世界的に誤解されがちです。
ピットブルは闘犬用に作られてきた犬種なので、確かにそのパワーと闘争心は強いのですが、とても愛情深い愛すべき犬で、きちんと育てれば忠実でとても良い家庭犬になります。
Hugoはひどい虐待にあっていましたが、今でも人間が大好きです。
シェルターで傷を癒して、体力を回復させて、あたたかい家族を見つけられますように。