days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Rookieのトレーニング

やっぱり、というか何というか、Rookieのアダプションの話はキャンセルされました〜。
というわけで、今も家にいます。
でもトレーニングの途中だったし、これで良かったと思っています。
で、またトレーナーさんに見ていただきました。
今回はカラーを変えて(Prong→紐)再チャレンジ。
これがなかなか良い結果を出しています。
でもリーシュを持っているのが、トレーナーさんの時と私の時ではRookieの態度が違うんですよね。
このあたりは私が何とかしないといけないところです。
散歩中は低い声に統一して、威風堂々とドミナントなオンナに徹しようと思います。
トレーナーさんの犬レオ君もトレーナーさんがリーシュを持っている時と、息子さんが持っている時で態度が違うそうです。
犬は人をみて、信頼してリーダーと認め何があってもついていくか、信頼しているけどお友達止まりか決めているんですね。
それから犬に馴れるべく、トレーナーさんちの犬たち&近所の犬たちと公園でまったりタイム。
Rookieは緊張していて疲れ果てていましたが、全ての犬が敵ではないことを認識してもらいたいところです。
途中、Rookieにむかってボクサー犬が突進しようとしてきたのですが、トレーナーさんのボクサー犬マックスがパッと間に入って、Rookieを守ったんです!
ふだんはのほほんとして犬に無関心ぽい雰囲気を醸し出しているマックスですが、正義のヒーローのようでした。
カッコよかった!!
Rookieもそんなマックスには感じるものがあるのか、散歩中しきりにマックスの真似をしていました。
私がトレーナーさんからいろいろ学ぶように、Rookieがマックスに倣って、いろいろおぼえてくれるとうれしいな〜
写真はトレーナーさん&犬たちと一緒のRookie。
◆余談ですが、、某犬系コミュニティで「ペットショップが潰れ、血統書付きの犬が無料になります、飼い主が見つからなければ処分されます」というトピックがあがっておりまして、そこにワラワラと「大切な命なので助けてあげたいです。協力させてください(うちで飼います)!」という書き込みが、犬の数以上にたくさんあったのですよ。
そこで「施設の犬たちにも目を向けてあげてください」という書き込みをしたのですが、反応したのは1名だけでした。
「大切な命なので助けてあげたい」というのは偽善で、「血統書付きの犬(しかも子犬希望)が無料」というのがホンネなんでしょうね。
仮にこの話しが本当だったとして、ペットショップが放棄する犬の実態がわかっているのか!?
ちょっと腹が立ったので、めずらしく辛口なこと書いてしまいました。
◆後日談
潰れるのはペットショップではなく、ブリーダーでした。
里親を探しているのは、おおかたの里親候補の期待を裏切って、でも私の予想通り繁殖に使われていた成犬。
飼育環境は劣悪で健康状態も悪い犬たちです。
涙を流しながら犬の心配をして、ワラワラ群がっていた血統書付き無料子犬希望の里親候補さん達はこの実態を知たとたん、一気にトーンダウン。
たくさんの方が「うちで飼います」と書き込んでいたのに、愛護団体が動いているとの情報を得て「助かることになって良かった」なんてコメントに変わっていました。
「近所だったら保護できるのに残念です」という書き込みも多かったので、自然の流れで「ご近所のシェルター、保護施設の犬にも目を向けてください」と書き込んだんですよ。
すると「何で私(無料犬の里親希望者)を責めるの?私がオカシイっていうんですか?」みたいなコメントもありましたね。
処分される犬を助けたいから協力したい(飼いたい)人物が、シェルターの犬のことを教えられてキレる、ていうのは理解できませんわ。。
誰かを責めるようなコメントでは無いのに(私個人のブログでは多少辛口でも、公のコミュニティでは甘口コメントですよ)、そうやって誇大妄想で反発するあたり、自分の心に後ろめたいことがあるんでしょうね〜。
ペットショップやブリーダーの廃棄犬(純血種)には、犬の数以上にたくさんの人が群がっているけれど、近所の保護施設にいるたくさんの犬達のことは知らんぷり。
欲しいのは「無料」で手に入る「血統書付き」の「子犬」なわけですら、保護施設の犬たちのことを書かれると、自分の善意の衣の下に隠れている物欲が暴かれたみたいで嫌なんでしょうね。
私は純血種の子犬を飼うのが悪いと言っているわけではありません。
私だって子犬から育てたいと思っている犬種がたくさんあります。
きちんと迎え入れる準備をして、自分の生活にマッチしたパートナーとなりえる犬種を飼うことは素晴らしいことです。
そこに変テコな偽善(しかも本人は気付いていない)や、無料だからとかそういう物欲が無ければね。