days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Rookie

Rookieのフォスターファミリーになって半年。
その間に、犬に吠えまくるRookieに罵声を浴びたり、何回もオファーが会って面接して、2回アダプションが決まったけど、どちらも1週間足らずでリターンされたり、近所から苦情が来たり、デイケアで大ゲンカして怪我を負って帰ってきたり、、、
いろいろいろいろ、ありました。
Rookieは基本的にはとても頭が良く、人を喜ばすのが大好きでメロウ、でもヤンチャな部分もあって本当に良い犬です。
ただし犬に対する攻撃性は、恐怖心からパニックに陥ってしまうため、Rookieも自分自身を制御できないでいる感じが見受けられ、トレーニングは難航しています。
とはいえ、最初の頃と比べると、ずいぶん良くなってきているし、私との絆もずいぶん深くなっていると思います。


アメリカは日本に比べるとペット先進国だし、レスキュー活動なども盛んだと思います。
しかし一方で、問題犬をすぐに棄てる、処分するという慣習があるように思えてなりません。
また都市部では近所づきあいも希薄なため、吠える犬などは隣人がすぐにアニマルコントロールに通報したり、裁判沙汰になるケースもよく耳にします。
シェルターに犬を棄てに来た理由にも、隣人からの通報によるものが多くありました。
実際Rookieの2回目の里親さんは、Rookieを飼い続けたかったのですが、たった30分の留守中に犬が吠えていると、隣人にアニマルコントロールに通報され、次回の通報時はRookieを取り上げる、と言われて、泣く泣くのリターンでした。


近い将来、アメリカ人にRookieがアダプトされても、またリターンを繰り返すか、アニマルコントロールに通報されるか、最悪のケースとして新しい飼い主が安楽死を選ぶかもしれない。
そんなことを考えるうちに、大変なことはたくさんありますが、やっぱり私がアダプトしようと決めました。
現在、手続き中です。
同時進行で日本入国の検疫の準備も始めています。

近所に住んでいるお友達のみなさんには、いろいろ協力お願いしてしまうと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。