days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

真夜中の悲鳴

私の住んでいる場所はロサンゼルスの中では、安全といわれている地域です。
それでも時々事件は起こっています。
なかでもインパクト大だったのが元旦のエレベーター内血まみれ事件でしたが、新たな事件が起こりました。
ここ1ヶ月ほど、夜中の2〜3時頃に浮浪者らしき男が、コンドミニアムの入り口にあるインターフォンから無差別にいたずら電話をかけていました。
(インターフォンの部屋番号を押すと、自宅の電話に繋がるシステムになっている)
うちにも2週間前くらいから、毎晩かかってきていて、その内容は無言電話から、ヘンなうめき声、「サーフボードが○○」というような、この番号が私だと解っていてかけているようなものもあり、最近は気味が悪いので電話線を抜いて寝ていました。
私は早朝薄暗いうちから、犬の散歩に行っていたのですが、インターフォンの前に浮浪者らしき男が張り付いているのを何回か確認して、ルートを替えて散歩に行っていました。
人間なら誰にでも尻尾を振ってついていきそうなルーキーも、何故かこの男には毛を逆立てて、唸っていました。
「このままだと何か事件が起こるかもしれない。。」と思っていた矢先の金曜の真夜中2時半頃、コンドミニアム中に女性の悲鳴が長い間響き渡りました。
外に出て行く勇気はないので、窓から様子を伺うと、住人が何人か廊下に出ており、電話の子機を持って911していました。
既にコンドミニアム常駐のセキュリティが襲われた女性を保護しており、犯人の男は逃げていました。
事件の概要は、女性が外出から戻ってきて、コンドミニアムの入り口のオートロックを開けて入るときに、後ろから男がついて入ってきて、女性はその男に追い掛け回され、襲われた。女性の悲鳴を聞きつけたセキュリティが女性を助けた後、犯人を追いかけたが犯人は女性のバッグを奪って逃げた、というもの。
今回の事件は私が被害者になりえる状況はたくさんあったと思います。
この事件のあと、いたずら電話をする浮浪者の男の姿はぱったりと途絶えました。
何年か住んで、だいぶ気が緩んでいますが、やっぱり気をつけないと!と思った事件でした。

私が襲われたら、ガードドッグであるルーキーはどう反応するのでしょうか?