days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

カンクン日記.3〜古代マヤ文明遺跡 チチェン イツァ

もともと歴史好きな私ですが、なかでもマヤ文明には子供の頃から、かなりシンパシーを感じるものがあり、ずっと見てみたいと思っていたのですが、今回遂に夢が実現しました!

マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神)を祀るピラミッド。
さらにこのなかに色鮮やかなピラミッドが隠されているのです。
残念ながら一般公開はしていませんが、数年前に上野博物館のマヤ文明展で映像と模型を見ました。

戦士の神殿
最上段には生贄の心臓を置いたといわれ有名なチャックモール像が鎮座しています。

天文台マヤ文明は現代科学に匹敵するほどの天文学を持っていました
太陽暦の1年をマヤ人は365.2420日と計算していた。現代天文学がコンピュータで計算した1年は365.2422日。天体望遠鏡もないマヤ人はほとんど誤差なく暦を知っていた。
「ゼロ」の概念はインド人よりはるか昔にマヤ人が発見したことがわかっています

雨の神は象がモチーフ。この地には象はいなかったので、このことからマヤ人たちはアジアから渡ってきたことがわかりました。

ドクロのモティーフは生贄になった人のものとも戦士のものとも言われています

有名な壁画。サッカーの原点ともいえるプエトロピドロの試合後、勝利したチームのキャプテンが生贄として首を斬られているシーンです。
生贄の首からは7本の血柱があがり、そこから花が咲いています。
この生贄になることは本人にも家族にも大変名誉なものだったそうです。

こちらは旧チチェンイツアの教会とも尼僧院といわれてます。
この建物は彫刻がきれいに残っていて、素晴らしかったです。
個人的には血なまぐさいアステカの影響を受けていない平和な時代の旧チチェンイツアの遺跡のほうが好きです。

トゥルム遺跡編に続く〜