広島
8月6日は広島に原爆が落とされた日。
でもTVのニュースの多くの時間は押尾学と酒井法子のことばかり。
これでいいのか日本!!
私が子供の頃は8月に入ると戦争のニュースや映画、特集をたくさんやっていました。
敗戦の痛みや戦争の恐ろしさ、醜さを日本人が忘れないように、子供達にも知って欲しいと思います。
20代前半の2年間、私は広島に住んでおり、毎日職場の窓から、原爆ドームが見えていました。
女性のいない職場だったので、ひとりきりの女子トイレの大きな窓からも見える原爆ドームがとても怖ろしかった。
関東で生まれ育った私は広島に住んで、原爆を落とされた広島の痛みをはじめて感じました。
毎日目に入る原爆ドーム、原爆で亡くなった人や今も苦しんでいる人たちが身近にいること。
私はいまだに戦争を続けているアメリカが好きじゃなかったし、アメリカに憧れも興味もなかったのですが、そんななか半ば強制的に渡米が決まり、住んでみたら、私はアメリカが好きになりました。アメリカが好きだからこそ、アメリカ人に核兵器の恐ろしさを知って欲しいと思います。
今でもアメリカ人は日本に原爆を落としたことは正しかったと思っている人が60%以上いるとのニュースが流れていました。
日本の降伏は原爆を落とさなくても時間の問題だった。
だからアメリカは大義名分のあるうちに急いで短期間のうちに実験のための原爆を2回も落とした。データが欲しいから兵器工場や軍駐留所ではなく、非戦闘員である一般市民の住む市街地に落とした。
核兵器は断固反対です。