days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Rookie愛用Silverfootのリード&カラー

Rookieのようなアグレッション持ちの犬を散歩に連れ出すときは、トレーニングしながらというのはもちろんですが、まず大前提として周囲の安全を絶対確保すること、マネージメントが必要です。
暴れそうな事態に陥る前に対処する、避けるとともに、命綱であるリードとカラーが重要になります。
レスキューでいろいろな犬を散歩させてきた経験もあわせて、アグレッションのある犬を散歩させる道具選びでは下記のことを考えます。

皮製や鎖のリードは突発的な力でブツっと切れることがある
ナスカンが突起で開くタイプは犬が暴れた時に、突起部に手が触れたり、カラーのDカンが当たって誤って開くことがある
バックルタイプのカラーやリードは、突発的な力でバックルが開くことがある
ハーネスはすっぽ抜ける、頭部のコントロールができないのでアグレッション持ちの犬には危険
ヘッドカラー(ジェントルリーダー、ハルティ)は単体で使用するとすっぽ抜けた時危険
ハーフチョークの溶接部はしっかりチェック


以上の点から私が選んだのはカナダのアウトドアメーカーSilver footのリードとハーフチョークです。
■ハーフチョーク
ハーフチョークは通常のカラーに比べすっぽ抜けの危険性がかなり軽減されるし、チェーンの音やチョークすることで犬にこちらの意思を伝えやすい

Silver footのハーフチョークの鎖部分は信頼のおけるクロームチェーン使用
用途に合わせてサイズ調整が可能
■ダブルナイロンのリード
ダブルナイロンのリードは強い。使用する前に傷んでないか要チェック。

Silver footのリードのナスカンは突起がないため、外からの力で外れることがない

こういう機能的でトレーニングの意味合いも強い大型犬対応の道具って、デザインが素っ気ないものが多いのですが、Silver footはカナディアンインディアンの古典的なデザインを使用していて、とても素敵です。
日本でもいくつかのお店で取り扱っているようです。もともと人間用のアウトドアメーカーなので、カラーと帽子とかで犬とおそろいもできます。

Silverfoot
http://www.silverfoot.com/store.php?crn=211


安心のジェントルリーダーとハーフチョークの重ね付け。
馬の轡からヒントを得たジェントルリーダーは理にかなった素晴らしい道具だと思うのですが、その見た目から「かわいそう」「恥ずかしい」と使用するのを躊躇する飼い主さんが多いようです。
そんな飼い主さんにASPCAのドッグトレーナー、ジーン ドナルドソンさんの素敵なひとことを贈ります。
”ジェントルリーダーを着けた犬は子馬みたいでとても可愛らしい”
ジェントルリーダーにはバックルタイプとベルトタイプがあります。暴れ方のひどい犬にはベルトタイプがおすすめ。Rookieももちろんベルトタイプを使っています。

RUFF WEARのハーネスもおすすめ。
これはすっぽ抜けもないし、身体に負担をかけず、尚且つがっしりサポートできます。
RUFF WEARの犬用品はどれもよくできていてお気に入りですが、カラーやリードがバックル使いのものが多いのです。
基本的コンセプトがしつけのできた良い子ちゃん用なのだと思います。

最近のRookieの外での主なトレーニングは「Watch Me」です。
外に出ると恐怖の対象を探し続け見つけ次第、暴れるので、そんなことより大好きなママ(?)を見つめて楽しくお散歩しよう♪というのをずーっと練習中です。