days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ドッグラン

Rookieは車で30〜40分離れたパブリックのドッグランに週1〜2回通うようにしています。

ドッグランに行っても通常は中で放して他の犬と遊ばせるのではなく、柵の外から他犬が遊ぶのを見たり、他犬が走り回っていれば柵の外から追いかけっこにバーチャル参加したり、、、といった感じです。

RookieがOKな犬しかいない時や他犬が一頭もいない時は、Rookieもランの中に入って、匂いを嗅いだり、追いかけっこをして、ランの中は楽しいんだよ、と教えるようにしています。

柵の外からでも、Rookieは激しく吠えたり暴れたりしてしまう大迷惑な犬なのですが、ランの中にいるほとんどの犬達はRookieが吠えて暴れていても、気にせずに上手にかわしてくれます。
中にいる飼い主さん達も、この大迷惑なRookieに優しく声をかけてくれたり、オヤツをくれたり、柵越しに自分の犬のお尻の匂いを嗅がせてくれたり、と本当に良くしていただいています。
ランに来る犬達はもうパックになっていて、上手にみんなで遊んだり、オヤツをねだっています。ランの中でオヤツをあげるとケンカになりやすいので禁止のランが多いのですが、ここでは犬をよく知る飼い主さんが中心になって、犬を教育しているので、みんな上手にオスワリして順番を待っています。

Rookieと私がこのドッグランで暖かく迎え入れていただけているのは、集まっている飼い主さんたちが、自分の犬だけではなく、犬社会全体を良くしていこう、他人の飼っている問題犬でも良い子になるように協力しようというポジティブで良い雰囲気があるからだと思います。そういう風にこのランのメンバーを引っ張っていった方はまさに名ドッグトレーナーだと感服しています。

ランの外の公園でRookieとの散歩に付き合ってくれる飼い主さん&犬もいます
他犬と一緒に歩くことはRookieには良い経験になります


よく禁止されている公共の場でオフリードにしている飼い主さんの言い分で「うちの犬はしっかりしつけできているからいいけど、ドッグランはしつけの出来ていない飼い主と犬が多くて危ないから行かない」というのがあります。
犬をしっかりしつけられる手腕を持っていて、犬社会を良くしていきたいと思うならば、禁止されている公共の場所でのオフリードを止めて、近所のドッグランでアドバイザー的存在になったら、確実に良いムーブメントが起こせるんじゃないかと思います。
自分の犬がしっかりしつけられていて、他の飼い主さんから「あんな風に犬をしつけてみたい、うちの犬もあの子みたいにならないかな」と思われるレベルならば、人は自然についてくると思います。