ごはんの話
初めて会った時、Rookieはガリガリでした。
出会った頃のRookie
レスキュー団体が保護してから、最初の2週間は動物病院のケージで、その後最初のフォスターファミリーの家で3週間ほど暮らしていたようです。
最初のフォスター Cさんの家で他の保護犬と殺し合いのケンカをして、うちに来ました。
Cさんからの引継ぎで、ほとんどごはんを食べず、痩せてしまっているので、何とか食べさせてほしいと言われました。
最初の1年はフォスター(一時預かり)のつもりだったので、Rookieには徹底して、ドッグフードのみを食べさせていましたが、とても食が細く、いつもあばらが見えており、フードモチベーションも低いので、トリートを使ったトレーニングは無意味でした。
かなりナーバスで怖がりなので、何か変化があったりすると1日中食べないことも多く、心配でした。何か食べさせなくちゃとチーズをあげてみても、食べたことのない食材に対して慎重で口をつけようとしない子でした。
日本帰国に向けて腹を括り、Rookieを正式にうちの子にしてから、少しずつドッグフードに手作り食を混ぜて、いろいろな食材を食べられるように工夫してきました。
火を通したお肉やお魚を食べるようになり、魚と煮込んで小さく刻んだ野菜を食べるようになり、今ではおじやにすればお米も食べるようになりました。
キャベツ、にんじん、イワシのスープ煮に鹿の生肉のっけ
そして肉や魚は最初は一切受け付けなかった生食でも喜んで食べるようになりました。
今年に入ってから、Rookieは今までないくらい食欲があります。
今までフードを半分くらい残すことが普通で、あげてもなかなか食べはじめなかったのですが、今は用意している段階からオスワリして心待ちにしていて、あげるとすぐに全て平らげてしまいます。
Rookieがごはんを楽しみにするようになったのは、やっぱり手作り食でいろいろな食材をたべさせるようにした結果かなと思います。
手作り食、ドライフード、ウェットフード、生食、、、何でも食べられる子を目指しています。
嬉しそうにパクパク食べる姿を見ると、ご飯作りも楽しくなります。
フードモチベーションも上がっていて、散歩中に犬が遠いとトリートに釣られて、吠えるのをガマンできることもあります。
見えていたあばらもなくなり、今がベスト体重。
すっかり食いしん坊になったRookie、今後は今の体重をキープして太らないように気をつけないと。。