days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

オビディエンス クラス.1

来年のウォーターワーククラス受講前に基本的なオビディエンスを受けておきたいと思い、ジョナ母さんにオビディエンス クラスをお願いしました。
ルーキーは理解力のある子だし、アメリカでもオビディエンスクラス(プライベートもグループも)を受けたことがあり、なかなか優秀で、ふだんからコマンドを楽しそうに聞いているように見えたので、実は楽勝だと思っていました。


1回目は基本姿勢。左側にツケて座らせ、ツケのまま歩いて、座らせて終わりというもの。
いつもお散歩でしているようなことなので、あっさり出来ると思っていました。
、、、が、蓋を開けてみたら全然できなくてビックリ!

今までは、、、
出来る状況でできているのを見て、できると思っていたこと(できない状況では諦めていたこと)。
ハンドシグナルと声、視線、トリート等、全てを使ってコマンドを出していたこと。
ルーキーの位置に厳密な基準を設けていなかったこと。

一般ペット向きの楽しいしつけ教室では、それらが許されていたのですが、今回ルーキーが受けているのは競技会向きのオビディエンスクラスで、ハンドラーも犬も曖昧さは許されません。


今までにない雰囲気にルーキーも面食らったのか、意固地になったのか、いつも以上に言うことを聞いてくれず、、、手こずりました。
「できる」と思っていたけれど、出来ていなかったんだと、はっきり気づけたことが今回のいちばんの収穫です。
それから私はルーキーは人間には素直な子だと信じきっていたんですが、意固地な一面も見えて、「こんな顔もあったのか」と改めて思いました。


ルーキーにはリードを引っ張らずに歩くことを、預かり時代から徹底して教えてきたので、彼はリードを引っ張りこそしないけれど、注意はこちらに全く向いていません。

ジョナ君とルーキーの並んでいる写真を見ると一目瞭然。ジョナ君はハンドラーであるジョナ母さんに注目しているけれど、ルーキーの視線は。。


それからジョナ母さんのスマートでビシッとしたハンドルは見ていて美しいのですが、私のハンドルは指示が一貫しておらず、バタバタあたふたしていてみっともない。。
ルーキーだけじゃなく、自分のダメッぷりにもびっくり。アメリカで新人ボランティアさん達に教えてたのに(泣)、ピットブルを引っ張らせずに歩かせるのが得意だっただけかと。

ジョナ母さんを見ていると、リズム感良く、時には厳しく、時には楽しく、上手にルーキーを乗せています。
あと注意されたことは、「犬の顔をうかがいすぎ、犬がハンドラーの顔をうかがうように」ということ。

私はルーキーを「注意深く観察する」つもりだったのが、いつの間にかルーキーの「顔色をうかがっていた」のだと、ハッとしました。

私もルーキーも練習することがいっぱいです。
でもどこをどうすれば良くなるのかがはっきりしている課題なので、練習がとっても楽しみです。治さなくちゃいけないことがあるということは、もっと良くなれるということ。
散歩中に、家の中で、庭で、家の前で、いろいろなシチュエーションで練習したいと思います。