days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ウォーターワーク(水難救助犬)レッスン.1

去年、盲導犬協会富士ハーネスで偶然知り合ったウォーターワークのトレーナーさんに、レッスンをお願いすることになりました。
ルーキーは水遊びが大好きなので、水遊びしながら楽しくオビディエンスの練習をするとともに、グループレッスンを通して他犬にいても気にすることなく自分の遊びや仕事をできるようになるのが目標です。


第1回目は、プライベートレッスン。トレーナーさんの愛犬ファファ君とフォンスちゃんが見守るなか、レッスン開始。

ファファ君

フォンスちゃん
最初は陸でルーキーが何をどのくらいできるかをチェック。ウォーターワークの種目で重要な「モッテコイ」「ツイテ」「マテ」「オイデ」、陸では良い感じにできました。



ウォーターワークの練習に入る前にフォンスちゃんと先生による「ハンドラーの牽引」のお手本

私も沖から岸までフォンスちゃんにつかまって救助してもらいました



さあ、ルーキー、がんばろう!

まずは基本のレトリービングの練習。
いちばん楽勝なはずのレトリーブが、実は一番出来ませんでした。ドッグランでマテさせて、ボールを投げ、「GO!」のコマンドで取りに行かせて、持って来る、、、という遊びをいつも普通にしているし、10分前に陸では出来ていたのに、水場では楽しさ興奮MAXのせいか、オモチャを投げるとマテできずに飛び出してしまうし、オモチャを陸までは持ってくるけれど、陸に上がってから勝手に振り回して遊んでしまったり(泣)
今まで水遊びの時は楽しく遊ぶ姿が嬉しくて、ルーキーの好きなようにさせていたことを反省。。モッテコイの練習、もっといっぱいしなくちゃと思いました。



次いでハンドラーの牽引の練習。私が沖に出て、ルーキーを呼びます。

オモチャを使って、溺れている人の背中を周ってから陸に戻るように誘導します。

ルーキーの背中につかまって、陸まで牽引してもらいます。
これははじめからとってもスムーズにできました!ルーキーも楽しそうだし、私もルーキーにつかまってスイスイ水中を進むのが楽しかったです。



ハンドラーの左側を遠泳する練習。
ルーキーは最初はノリノリだったけれど、オモチャを取りに行くとかいう目的もなく、陸にも戻らずに遠泳することに不安を感じたのか、しばらく泳ぐと陸に戻りたさそうでした。
練習を積んで、一緒に泳ぐのって楽しいね、ってルーキーが思えるようにしたいです。


3つの練習が思ったところで先生から、これならS&R(スイム・アンド・レスキュー)テストに合格できそうだから、今日受けませんか?と提案され、チャレンジしました。
S&Rテストに合格するとウォーターワーク オープンクラスに参加することができます。これに合格しないとウォータープレイクラスかウォーターワークレトリーブクラスへの参加になります。
テスト内容は、今日練習したレトリービング、ハンドラーの牽引、ハンドラーにツイテの50メートル遠泳。

レトリービング。3回やり直してオマケの合格(笑)

ハンドラーの牽引。これはノリノリやる気マンマン。沖にいるママのところへ泳いでいってオモチャをもらって陸に戻るというのはルーキーにとって楽しい遊びで得意種目のよう。

50メートル遠泳。最後の方で陸に戻りたそうだったけれど、がんばって泳ぎきりました。
結果はレトリービングオマケの合格。
人も犬もとても楽しく、夏でも快適に遊びながらレッスンできて、本当に楽しかったです。オビディエンスクラス等では、途中で飽きたり疲れたりしてどんよりした顔をするルーキーも終始笑顔でのレッスンでした。
ファファ君、フォンスちゃんはとってもハイパーで楽しそうでチャキチャキしていて、一見呼び戻しなんか出来そうになく見えるのだけれど、呼ばれるとそれはそれは楽しそうに身体をクネクネさせて笑顔で戻っていく姿に「いいなー」と思いました。今まで呼び戻しのお手本犬というとビシッと落ち着いてマジメな顔で、、、というのが多かったので新鮮でした。
次回も楽しみなウォーターワークレッスンでした。
ちなみに次回は他の生徒さんもいらっしゃるということで(汗)、、、ルーキーがんばろう。

帰りにドッグカフェでごはん食べました。