days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

今まで読んだ犬本のなかでも、とってもお勧めのとても楽しい美しい本です。
内容は犬のボディランゲージを連続写真のなかで紹介していくものなので、解説が勉強になるだけじゃなく、その時その時の犬達の表情やボディランゲージがとても美しくて見惚れてしまいます。
長老犬と子犬の出会いの一連の写真は、とても微笑ましく、本来の犬は何と社会的な生き物なのだろうと思います。
なかにはボディランゲージの未熟な犬や攻撃的な犬へのアドバイスもあるのですが、よくあるしつけ本やトレーナーのHPのように押し付けがましかったり、飼い主の無能をただ嘆き感覚的な話をするだけで具体的な解決法を伝えないのではなく、ただただその時その時の犬のボディランゲージを解説しながら、「こういう時はこうする」と具体的なやり方を示しています。私もルーキーにちょっと試してみたら、なかなかいい感じでしたよ。


犬のボディランゲージはケージフリーデイケアでボランティアしていた頃に、つぶさに観察してきました。

デイケアに通い始めた頃のルーキー。周りの犬達はみんな緊張しているルーキーを落ち着かせようとしてくれている
でも何故かルーキーの気持ちがよくわからないことがあったのですが、本書のなかに「ボディランゲージがてんでばらばら」な犬がでてきて、ああこういうことだったのかと思いました。

デイケアの仲良しグループ。誰かが動けば、それが遊びのスタート
著者も書いているように、もちろん本の中にあるボディランゲージを型通りにあてはめてはいけないのですが、この本は一連の流れで説明しているので、いろいろなシーンで助けになりそうです。

デイケアでいちばんの仲良しだったローラとラブラブにっこにこ
デイケアでボランティアする前に読みたかったなー、と思います。近所のドッグランに犬達を見に行こうっと。