days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

クリスマスプレゼントのようなドッグランでの出来事

クリスマスの朝、ルーキーとドッグランに遊びに行きました。

ルーキーが外でリラックスして駆け回れるようになったのは実はここ1年くらい。
それまではドッグランや広い原っぱ、シェルターのプレイヤード、アメリカ人の広ーいバックヤード、、、と屋外で自由に駆け回るチャンスに恵まれていても、怖がって私にくっついて離れることがなかなかできませんでした。せっかくの貸切ドッグランでもボールを遠くに投げすぎると不安になって取りに行けないで途中で戻ってきてしまう。この頃は室内でも屋外でもちょっと呼ぼうものならすっ飛んで来たものです。
当時はそれを賢いとか絆とか思ったりもしたのですが、本当に呼び戻したい時(他犬を見て攻撃的になったり、大きな音にパニックになった時)は、こちらの声なんか全く届かなかったので、絆ではなく、単に臆病で自信が無く、身の置き所が無かっただけなのだと気づいたのはもうちょっと後になってからでした。
一時預かりから4年、うちの子になって2年半経ち、、、外の世界に少しずつなれてきて、今では外でもすぐに自由に楽しく駆け回ったり、リラックスして原っぱでごろごろ転がったりできるようになりました。

それとシンクロするように呼び戻しが昔ほどきちんとできなくなってきました。呼んでも「今ちょっと楽しいからちょっと待ってて」といった様子でにおい嗅ぎや原っぱでのゴロゴロすりすりを楽しんで、マイペースな様子。服従訓練の先生からは叱られてしまいそうですが、私には7歳にしてルーキーがようやく自立できてきたように感じ、どうせ誰もいないドッグランなのだし自由にさせていました。ルーキーが一人遊びに飽きて、こちらに注目してきたら、そこで「オイデ」や「ツイテ」を追いかけっこを交えながら練習したり、フリスビーをしたり、、、ルーキーはますますコマンドが効かなくなっていきましたが、アイコンタクトは増えているので、何となくこの方が良いような気がしてウォーターワークが終わった頃から、あんまりきちんとした持来もほとんどしておらず(汗)
それにしても最近あまりにもサボりすぎかなー、せっかく出来るようになった持来が1、2回しか出来なくなってるなー、と思っていたのですが、今朝のドッグランでいつものように遊んでいたら、川を挟んだ対岸に犬がお散歩中。いつもなら私の声も届かずフェンスに体当たりしながらガウガウになり、リードを着けられて退場、、、なのだけれど、犬を睨み付け警戒態勢になったものの、その場に留まっている。そして何とチラリと私にアイコンタクト!!!
そこで「ルーキー、おいで♪」と呼んだら、ピョンピョン跳ねるようにこちらに駆け寄ってくるじゃないですか☆
私に撫でられながら、ドヤ顔のルーキー。嬉しかったー!
自分で考えてがんばったんだね。私が今ルーキーに望んでいるのはこういうこと。招呼や持来の精度ではないんだと改めて思いました。
相手の犬とは川を挟んでいたのでかなり遠いのですが、今までは出来なかったことが出来たのですから。いつかはドッグランの前の土手を通る犬もこうやってやり過ごせるようになれますように。
そしてお散歩でのすれ違いができるようになれますように。

明日も一緒にお散歩行こう