days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

雉ハンター ルーキー


大荒れお天気だったGWが終わったら、気持ちの良いお天気が続きましたね

ルーキーお気に入りの公園もGWの喧騒から開放され、いつもの静かな公園に戻りました

すっかり初夏の陽気となり、これからの季節はクールシャツが活躍しそうです。ルーキーのお散歩コースは自然に恵まれているので、シャツに犬用の防虫スプレーをシュッシュッしてお出かけします。


ルーキーはおそらく他犬に吠える問題行動が出始めてから3歳で放棄されるまで、外で散歩していなかったと思われます。
私が始めて散歩に連れて行った時には、常にハフハフキョロキョロしっ放しで、リードになれていないからジグザグに落ち着き泣く引っ張り、歩道の段差が怖くてビビッて、犬はおろか鳥やビニール袋や紙袋やカートにも泡を吹いて吠えて、、、そんな感じでしたから。


当時師事していたドッグトレーナーさんに「攻撃行動のある犬はたいてい目ばかり使って、鼻や耳を使わない」と教えられ、ルーキーはまさにそんな感じでした。
ルーキーは怖い目にあった場所はしっかり覚えていて(オフリードの犬に突っ込んで来られたり、ドッグランの中の犬が集団で吠えてきたり等)、そういった場所に近づくとキョロキョロハフハフで私の声が聞こえなくなる状態に陥りやすいので、ここ1年くらいはなるべく空いていてルーキーが落ち着いてお散歩できる場所をのんびり歩くようにしていました。
ルーキーが若い頃は犬のいる場所に連れて行って馴致訓練のような積極的なトレーニングをがんばってきましたが、ルーキーもシニア期に入り気力体力ともに衰えが見えるようなったため、負担やストレスを減らす方向にシフトしてきました。

そうしていたら最近のルーキーはずいぶん耳や鼻を積極的に使うことを楽しむようになってきました。
それに伴い、キョロキョロ目を使ってハフハフしながら犬を探す行動がずいぶん減ってきました。
(苦手な場所では一気に興奮してキョロキョロハフハフしてしまうのですけれど)


そんなルーキーの春のお楽しみは「もぐら探し」でした。
もぐらの匂いを鼻で辿って、もぐら穴をホリホリする遊びです。初夏になって、もぐらの活動が鈍ったのか(?)最近はもぐら探しをしなくなりました。


かわってルーキーのお楽しみになったのは雉ハンティングです。

気温が高くなって早朝散歩に切り替えたら、河川敷の草むらでまだ雉が休んでいる時間帯になったようです。
ルーキーは鼻と耳を駆使して、草むらで休んでいる雉の位置に見当をつけて、静かに近づき、場所が定まると一気にバッと飛び掛ります。

雉を探すルーキーは耳をかしげながら頻繁に動かし、鼻をフンフンいわせて、時には前足を軽く上げていて、ディンゴやコヨーテのようで、とっても頼もしく可愛らしいです。
ルーキーは対犬の時のように恐怖でパニック状態になったり興奮しすぎたりしていないので、「さ、行こうか」とか「待って」といった声かけで、さっとハンティングを止めることができます。同じ「動物を追う」という行動でもボディランゲージも全然違います。

犬として健全な犬らしい行動が増えてくれて、とっても嬉しいです



今日は誰もいない時間を見計らってドッグランに遊びに行きましたよ

ここは有志の愛犬家で管理運営しているので、これからの季節はみんなで分担して草刈りをします

きれいに保つのは大変だけど、犬達が笑顔で走り回る姿を見ると、苦労も吹っ飛んじゃいますね☆