問題犬（？）と旅する

ルーキーは他犬を見ると吠えて暴れてしまう犬。
いわゆる「問題犬」といわれる犬です。
攻撃的な犬とは旅行を楽しめない？しつけてから旅行に行け？

セドナ
いろいろな見方考え方があると思いますが、一緒に旅することで絆も深まるし、経験値も上がるし、お互い理解や信頼も深まるし、良くも悪くも新しい発見があったりもします。

白浜

でもちょっと困った行動をする犬との旅行は飼い主本位の人間の行きたい場所ではダメ。
たとえばカフェやレストラン巡り、アウトレットモールのショッピング、混雑した観光地、ざわざわしたり音の大きな場所、、、人が苦手な子なら人の多い場所、他犬が苦手な子なら犬が集まるような場所。
犬を飼うと、飼い主が行きたくなる観光地のドッグカフェやドッグランにも行きません。
カフェやランは地元で、どんな犬がどんな時間帯に来るのか把握できていて、オーナーさんがルーキーのことに理解を示してくれる場所に行けば充分^^
もちろん旅先でも、静かな環境に貸切ドッグランがあれば、スタッフさんにルーキーのこと説明してから、ランで楽しむことも♪

サワロ国立公園

犬の負担のかかる場所は避けて、自分の犬が好きな場所、落ち着ける場所、リラックスできる場所、自信を持てる体験、好きな遊び、得意なことが思う存分できる場所に一緒に行きます。

猪苗代湖

ルーキーの場合は
【好き、得意】
人間、森の小道、野生動物の匂いを辿ること、水遊び、レトリーブ遊び、泳ぐこと
【嫌い、苦手】
犬、猫、他犬がいる見通しの良すぎる場所、大きな破裂音（鳥避けの銃音、ゴルフ場や工事現場の近く）、留守番

浄土平

なので、ルーキーとの旅先は、森の中のトレッキングや海や湖での水遊びをメインにして、空いている日程、空いている時間帯（早朝）を選んで、のびのびリラックスして、周囲にも迷惑をかけずに楽しめるようにします。
ペットペンションは他犬がいるので、人気のなさそうなキャンプ場でキャンプするか、車のシートアレンジをフルフラットにして車中泊します。
連泊などで宿でのんびり休みたい時は、離れのコテージか犬1組限定の宿を探します。

西湖

無理をさせず、叱らないといけないような、自信を喪失させるような、我慢を強いるような場所や体験は避けて、
とにかく一緒に楽しく、ちょっとだけ冒険しながら、のんびりのんびり、、、
そんな風に工夫すれば、ご近所で有名なガウ犬ルーキーでも、旅行中に全く吠えたり、人間の思う問題行動をしたりせずにニコニコ過ごせるんですよ〜
そしてそんな楽しい経験を重ねていくことで、積極的に馴致訓練とかしなくても、時間はかかるけれど気づけばいつの間にかキャパが広がっていて「このくらいのことなら大丈夫になった♪」って成長していたりもするんです^^

富士山