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days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

スマート ドッグオーナー アカデミー

4月から、行動科学と高い倫理基準に基づくドッグトレーニングとブラインドドッグ(目の見えない犬たち)の支援活動をしておられる齋藤美紀さんの全7回のセミナーに出席しています。

•Lecture 1. エンリッチメント
•Lecture 2. 行動のしくみとラベリングの危険性
•Lecture 3. 学習理論とクリッカートレーニング
•Lecture 4. シェーピング
•Lecture 5. 犬がミスをしてしまったときにどうすべきか
•Lecture 6. 犬のボディランゲージ
•Lecture 7. 行動問題への対処

講義内容の公開は禁止されているので、Lecture 3までの個人的に印象的だった項目の簡単な感想を。
(本ブログ内容は公開前に齋藤美紀さんより公開の許可をいただきました)

Lecture 1. エンリッチメント
飼育動物(私ならRookie)のニーズを理解し、物質ではない充足感に満ちた質の高い暮らしを提供していくための方法を学びました。
人間視線で感情的に説明されがちな正の強化と負の強化の違いも、科学的で客観的な説明ですっと頭と心に入っていきました。

Rookieはトリックを教えたり、ウォーターワークの練習の時もとても楽しそうにしているので、正の強化のトレーニングはそれ自体がエンリッチメントになるというのも納得です。
ハズバンダリートレーニングでは医療ケアや健康管理をスムーズに行うとともに飼育動物の精神的負担を軽減させるヒントを学びました。

Rookieは人間が大好きなので、歯磨きや診察、予防接種等、とても協力的なのですが、保護した頃は爪切りがありえないくらい苦手でした。爪切りを見せようものなら壁を登ってでも逃げようとして、ドッグトレーナーも獣医師も切れませんでした。
爪切りはダメだけれど、爪ヤスリは大丈夫だったので、3年くらいは時間はかかるけれど爪ヤスリで削っていました。が、ある時、何気なく爪切りを見せてみると逃げなかったので、チョンと先っちょだけ切ってみると嫌そうではありましたが、あっけなく切らせてくれました。
それ以来、Rookieの爪は爪切りで切っています。

セミナーの中で教わった1/3-1/3-1/3 programは毎日の生活に取り入れています。
例えば、1日にあげるごはんの量の1/3をフードボウルから、1/3を知育おもちゃを使って、1/3をトレーニングや散歩中にあげるというものです。
Rookieは食の細い子ですが、この方法にしてから、喜んでよく食べるようになりました。


Lecture 2. 行動のしくみとラベリングの危険性
応用行動分析学ABA 個体の行動を良いものに変化させ、維持するための研究)について学びました。
ここではラベル(レッテル/概念)の危険性について学びました。
Rookieの場合だと「Rookieは怖がりだから」「Rookieは攻撃的だから」「Rookieは社会化に失敗したから」というのがラベリング。
いくらラベリングをしても問題行動の解決にはならないし、概念、感情は実際に起きていることではなくラベリングした人間の意図を含んでしまうため、間違った対処をしてしまうこともあるということ。
個体差は異なる強化の歴史として捉え(種、個体差、疾患、障害による刺激に対する感受性は個性として留意はする)、ラベリングせずに、実際に起きている行動に対処すること。

これがなかなか難しいです。
Rookieが犬に吠えると、つい「怖くないよ」なんて言っちゃったりして(^^;

「行動は環境を変えるために起こる」を念頭に置いて、先行事象、行動、結果に分類して考えるように意識しています。
例えば、、、

先行事象 犬が来た

行動 Rookieが吠えた

結果 犬が去った
Rookieが何で吠えているのか、ボディランゲージから推測はできますが、あくまで推測であって仮説でしかないので、他の可能性を排除して、対処法を間違えないように気をつけたいです。
「吠える」という行動を起こさせないためには、犬が近づいてこない環境を用意すること。
ドッグトレーナーが開催しているお散歩トレーニング(お散歩会)にも1度参加したことがありますが、どんな子が来るかわからない不特定多数の犬が集まる場はRookieには刺激が強すぎました。

Rookieはなるべく犬のいない場所、犬のおない時間帯を考えて、のんびりゆったりお散歩を楽しむことを基本に、

時にはRookieの大好きな心おけない仲良しのお友達とはしゃいだり、

Rookieを刺激することなくふるまってくれる信頼のおけるお友達とのんびり散策したり、良い時間を過ごさせてあげたいです。

Rookieはお友達ともドッグランでフリーで走りっこできるわけではないけれど、お友達が興味を持っているものに興味を持って匂いを嗅いでみたり、お友達のしぐさをマネしてみたり、お友達と一緒の時間も楽しんでいます。

 

Lecture 3. 学習理論とクリッカートレーニング
正の強化のツールとしてクリッカーの使い方を学びました。

基本は動物にやらせるのではなく、動物にやりたいと思わせる、動物が選択するトレーニングであること。↑齋藤美紀さんの公開されている動画です。
今回はこのチンレストを覚えようという宿題も出ました。私がトライした動画です。私とRookieが一緒に幸せに暮らせるヒントを求めて、新しい情報をどんどん取り入れていきたいと思っています。
保護活動にも活かしていきたいな。
これからのセミナーも楽しみです。


セミナーに興味がわいたら、齋藤美紀さんのHPをチェックしてみてください
http://markandreward.com/
■The Smart Dog Owner Academy
http://markandreward.com/seminar/smart-dog-owner-academy