days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

LIZA

ピットブルのLIZAは、飼い主からの虐待にあっていた犬で、大きく強い犬種なのにチワワのことさえ怖れて縮こまってしまう女の子です。
はじめて散歩に連れ出した時も、リーシュをつけようとしたら、降伏のポーズをして震えていました。
散歩中もしっぽを足の間に挟んで、常に周りを伺っている様子でした。
そんなLIZAもやがてボランティアは怖くないこと、散歩は楽しいことがわかってきて、最近はケンネルに近づくと「遊んで〜」とアピールしてくるようになりました。
シェルターのCLOSEに向けて頭数が減り時間があったので、今日はLIZAとボール遊びしようと思いPlay Yardに連れて行きました。
LIZAは私の注意がそれていると、ボールに興味を示すのですが、投げてあげようと近づくと、しっぽを巻いて低く伏せ、怯えてしまいます。
彼女はシェルターに来る前の家で、何かモノに触れると、とても厳しい体罰を受けていたのでしょう。
慣れてきたと思っていても、まだLIZAのトラウマは解消されていないようでした。
そっと撫でてあげると、ようやく安心したように身体をすり寄せてくる可愛いLIZAが幸せになれますように。
◆銃乱射事件
バージニア工科大学で32人が射殺され15人以上が負傷するという銃乱射事件が起きました。
TVのニュースでは1日中報道され、痛ましい映像が流れています。
「犯人はアジア系(韓国)の友人のいない移民」てとこがクローズアップされているけれど、その前に銃社会をなんとかして欲しい。
やろうと思っても、ナイフや拳じゃ、ひとりでそんなにたくさん殺せない。
スポーツ洋品店や釣具屋で私でも気軽に銃を買うことのできるアメリカ。
治安の良いサウスベイでも時々でくわす銃をかまえたポリスや深夜の発砲音。
アメリカ政府には早急に、銃規制を真剣に考えて欲しい。
そしてこの事件を機に、何の罪も無い韓国人留学生や移民(ひいては全アジア系)が差別を受けることにならないように願います。