days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

三峯神社から妙法ケ岳へのトレイル

玉原高原へスノーシューイングに行こうと思っていたのですが、天気予報で吹雪きそうだったので予定を変更して秩父方面へトレイルに行ってきました。
人間だけなら吹雪いても構わないけれど、犬連れなので無理は禁物。西海岸育ちのルーキーは寒さがちょっと苦手。

三が日も明けたので、山犬(オオカミ)信仰のある三峯神社に参拝がてら、妙法ケ岳の頂にある奥宮まで歩いてみることにしました。雲取山まで行くと本格登山になってしまい雪も残っており、アイゼンが必要になるので今回は妙法ケ岳まで。

トレイルコースは奥宮への参道にもなっていますが、奥宮までお参りされる方は少ないようで、数名の方とすれ違いましたがいずれも全身ビシッと真新しいファッショナブルなアウトドアウェアのハイカーさんだけでした。
近年の急激な登山ブームでハイカーが急増しトラブルも増えていると聞きます。ブームが去るか、ビギナーハイカー達の精神的レベルが上がって、再び静かに自然を満喫したいものです。
アウトドアブーム、ペットブームと相まって、犬連れ登山の方も増えました。犬とのアウトドアは犬の経験値も上がり、飼い主さんとの絆も深まりとても楽しいものです。が、一方でオフリードなど一部飼い主さんのマナーの悪さや知識不足からトラブルやクレームも増えており、一部の自然公園などは犬の立入を規制し始めました。これはとても残念なことです。
他のハイカーさんが近くにいる時は、リードを短く持ち、コースの端で通り過ぎるのを待つなどの配慮をしたいものです。

トレイルを上がっていくと、新年に降った雪がけっこう残っていました。
痩せ尾根に雪なので、ルーキーには「ゆっくり」と声をかけながら、注意深く歩を進めます。


ルーキーは雪を見ても喜びません。肉球が冷たくて、あまり好きではないようなので、雪遊びの時はブーツ必携なのです。
とはいえ、水遊びだって最初は怖がっていたので、無理させない程度に雪遊びにもちょいちょい連れて行こうと思っています。

途中、野生動物の足跡を見つけましたよ。左のルーキーのパウと比べてもけっこう大きい足跡です。

奥宮の鳥居です

ママは登るの遅いよね、とでも言いたそうな顔

奥宮手前の鎖場。鎖をたどって登る私を「ドンくさいなー、ガッと登りなよ」と見下げるルーキー
「私だってヨセミテのハーフドームやザイオンのエンジェルスランディングを登った女なのよ!」とルーキーに言ってみるけど説得力なさすぎ。

標高が上がって吐く息も白い

そんなに視界が開けていない妙法ケ岳の頂き

奥宮の山犬さん達にお参り

古いほうの山犬さんたちにもお参り「ガウガウしませんように!」

でも山犬さんたちもオオカミなのでガウガウしそうなお顔。。

写真ではわかりにくいけれど、この階段かなり急で段差も高く、私はちょいビビリましたが、ルーキーはスイスイ

妙法ケ岳を下山して、三峯神社本殿へ

奥に見えるぽっこり高く突き出ているのが奥宮のある妙法ケ岳の頂きです

三峯神社狛犬はみんな山犬さん



ちょっとルーキーっぽい山犬さんがいっぱい