days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ルーキーのひとりごと

はろー ルーキーです。今朝はドッグランでいっぱいあそんできたよ。
オフリード犬襲撃事件から約1週間、ボクは今は元気です。まだちょっと外ではナーバスな状態だけど。

襲撃は週末の朝だった。ボクはすごくすごくほんとにほんとに怖かった。ママがオフリード犬を追い払った後も怖くて、咬まれた足も痛くて(ママはテンパッテいて帰宅するまでボクの怪我に気づいてくれないし(怒))、楽しみにしていた森の小道のトレイルなんかより、はやく安全な家に帰りたかった。
犬を放している人はいろいろ言葉で武装して言いがかりつけているけれど、もっと問題はシンプルなんじゃないの?ボクは知らないオフリード犬に飛び掛られて、すっごく怖かったし痛かったよ。ボクは公園を歩いてただけなのに突然知らないやつに追いかけらて怪我させられる、これってひどいことでしょ?だって人間がこうなったら事件というやつになって警察が犯人を逮捕するんでしょ?


その日の夕方のお散歩ではボクはママが家のドアを開けた瞬間に何も無いのに吠えてしまった。ボクは覚えていないけれど、ママがボクの一時預かりを始めた頃、ボクは家の外に出るなり吠えて暴れて震えていたんだって。ボクは「えー、ボクそんなことしてないよっ」って思うけど。
ママはボクを叱らなかった。ママは家の中に戻りドアを閉めて、ボクを庭に連れて行って排泄させた後、いっぱいキャッチボールをして遊んでくれて、「怖いんだったら今日は外に行かなくてもいいよ」と言ってボクを抱きしめた。


それから2〜3日、ボクは食欲がなくてご飯も残した。なのに下痢だった。。
まだ外は怖かったけれど、ママに「大丈夫、絶対守ってあげるから」と言われて、次の日の朝からはお散歩に行った。事件のあったあきがせ公園にもママと一緒に行った。

ママはボクが怖くならないように失敗しないように、といつも以上に他犬との距離をとるようにして、公園やドッグランでボクを長い時間撫でたり、ボール遊びをしたり、一緒にオイシイを食べたりしたんだ。

ボクはだんだん、ボクを取り戻して外でも笑えるようになってきた。まだちょこっとナーバスになってるけど。

ママはボクに「ルーキーは成長したねぇ。こんなに早く気持ちを切り替えられるなんて、すごいね。ルーキーはママの自慢だよ」と目を細めて言った。ボクはボクがちょっと誇らしかった。