いろいろな犬を描く 6
8月に入ってから、どんよりお天気が続いていますが、Rookieは涼しいせいか元気です
水遊びに遠出するようなお天気ではないので、絵を描いています
Rookieはこれといった特徴がなくて難しいですが、いつでもじっくり観察できるし、残像も印象も常に私の目や心の奥にあるので、いっぱい描きたいです
ずっとRookieのお友達のラビちゃん
うるうるの瞳でいつもじっとこちらを見つめてきます
水難救助犬仲間のはなちゃん
黒犬、たれ耳を描くのが難しいので避けてきたのですが、可愛いはなちゃんで練習。はなちゃんはピンクのイメージなので、いっぱいピンクを乗せてみました。
白銀の貴公子メル君
メル君もイメージがいっぱいなので、また描いてみたいです
ちょっと雰囲気を変えて、絵本のなかの絵のように、ちょっとクラシカルなアメリカのグリーティングカードのように描いてみました
これはオマケ。お友達が「飼い主のおなかのクレーターのなかには犬が住んでいる」と言っていたのを聞いて、イメージがどんどんふくらみました。
こんなに絵を描いているのは子供の頃以来、授業でも宿題でもなく自由に描くのは楽しいです(#^^#)
猪苗代JETツアー
裏磐梯でカヤックキャンプして、翌朝は友人と待ち合わせしている猪苗代湖へ
猪苗代湖は海のように大きいので、目指す無人島までも遠いのでJETで引っ張ってもらいました
無人島に上陸です
すーいすい♪
じゃぶじゃぶ楽しそうです
島の裏側もパトロール
JETにも乗りました
Rookie船長、溺れてた人を水難救助かな??
無人島でごろすり♪
あ、ごろすりしてると思ったら、爆睡してる(笑)
今日は風もなく穏やかで、カヤック日和、JET日和
いっぱい泳いで気持ちいいね
心地よく疲れたら、基地に戻っておひるねタイム
ワンバーナーでパンケーキ、アメリカ人に育てられたRookieはパンケーキが大好き
午後はずーっと涼しい湖畔でお昼寝を楽しんでいました
また遊びに行こうね
裏磐梯カヤックキャンプ
事前の調べどおり、湖には小さな浮島や上陸ポイントがいっぱい
陸からはアクセスできない、カヤックを漕いできた人だけのプライベートビーチがいっぱい♪
私とRookieはこんなプライベートビーチが大好き
一緒に探検きぶん~♪
最近、暑さと老いで覇気のなかったRookieもはりきってます!
おもちゃよりも小枝が大好き♪
どっちが速いか競争だよ
のびのび嬉しそう
気持ちいいねー
まだ午前中だけど、遊び疲れてのんびりお昼寝タイム。。
お昼寝もしたし、そろそろキャンプの準備をしましょうか
湖畔にタープはってRookieがお昼寝中に、ささっとキャンプの準備
会津のハナちゃんおすすめの「ヒロのお菓子屋さん」で遅めのランチ♪
見た目以上に具だくさんでボリューミーなホットサンドも花豆モンブランも、美味しかった(#^^#)
裏磐梯は自然豊かなトレイルがいっぱい、夕方のお散歩もわくわく
百合がいっぱい咲いていて、トレイルも良い香り
短いトレイルでも沼があったり、原っぱがあったりして楽しいね
Rookieは思う存分、ふかふかの原っぱでごろすり
キャンプ場に戻って、Rookieの夜ご飯にお肉焼いて食べたら寝るよー。
明日は猪苗代湖で友人たちと待ち合わせ、おやすみなさい。。
トレーニング
最近、ちょいちょい聞かれることがあったので、私のトレーニングへの思いを難しい専門用語ではなくなるべく平易な言葉で書こうと思います。
私とRookieが出会ったのは、ロサンゼルスのシェルターでした
当時、シェルターボランティアをしていた私は、一時預かり先が見つからず転々としていたRookieの一時預かりボランティアをしないかと依頼され、それを受けました。
「とても賢く、ハウスマナーもパーフェクト」と説明され、実際シェルターで面会したRookieは穏やかでやさしそうに見えました。その時はなんでこんな良い子が里親どころか預かり先も見つからないのだろう?と思いました。
が、その後お散歩に連れ出してみてすぐにその原因がわかりました。
犬に対する激しすぎる攻撃性。犬がいる気配を感じただけでとんでもない吠え、そしてパニックのような跳んではねて大暴れ。しかも相手の犬がいなくなっても20分くらい吠えがやまない状態。散歩しているだけで警察に通報されるわ、すれ違いざまに「そんな犬、殺せ!」と罵られるわ、大変でした。
私の前に一時預かりをしていたボランティアに話を聞くと、その家の犬をケンカの末に重傷を負わせ、その犬は助かる見込みがなく安楽死にしたと言われました。
最初にこの話をちゃんとしてくれていたら、私はRookieの一時預かりをしなかったでしょう(だから隠していたのだろうけど)。
でも、1週間も一緒に暮らしてしまったら、情がわいてしまって「じゃあギブアップします、KILLシェルターに連れて行っても仕方ない」とは言えませんでした。
それから、私とRookieのトレーニングクラス放浪の旅が始まりました。
私はまずポジティブトレーニングで評判が良く補助金をでる公共のManhattan beach市のトレーニングクラスに参加しました。初回、すごい暴れっぷりをみせ、トレーナーDにリードを預けましたが暴れっぱなしで、結局、クラスから離れたところでただ待機するように指示されました。
3回目のクラスで「危険なので次回からクラスに来ないように」と言い渡されました。
次にボランティア仲間から紹介されたクリッカートレーニングで評判の良いトレーナーCに頼みました。室内でクリッカーの基本をRookieに教えたトレーナーは「この子は簡単だ」と言いました。そしてトレーナーがRookieのリードを持って外へ。トレーナーは「リードはこうやって軽く持つの」と説明していましたが、公園でオフリードのフレンチブルドッグに出会うと、そのトレーナーは暴れるRookieの力に耐えきれずリードを放してしまい、Rookieはフレンチブルドッグを咥えて振り回しました。フレンチブルドッグがオフリーシュだったこともあり、Rookieはアニマルコントロールには連れていかれずに済みましたが、このトレーナーからは安楽死を強く勧められました。
ボランティアのオーナーに相談しながら、トレーナーを変えて6回そんなことが繰り返されました。
オーナーは「もうRookieはギブアップしよう」と言い始めていました。私自身のストレス、そして里親の見つかる見込みのないRookieにボランティアの時間やお金をかけるよりも、アダプタブルな犬を何頭も助けた方が良いのでは?とオーナーは静かに話しました。私も悩みました。
当時、ポジティブトレーニングが主流ななかで、イアン ダンバー博士のBite Scale等に照らし合わせて、パワーブリードが多いロサンゼルスでは安楽死にされる犬がたくさんいました。Rookieもダンバー博士のBite Scaleに照らし合わせれば、安楽死です。
その頃、ロサンゼルスではシーザー ミランが席巻し始めていました。ポジティブトレーニングのトレーナー達から、悪く言われることも多いシーザーですが、かわいがっている愛犬を安楽死にしたくない人たちが彼を支持したのだと思います。
誰だって、犬にやさしくトレーニングしたい、でも私とRookieがいちばん悩んでいた頃、その受け皿がないのが現実でした。シーザー ミランの番組を見ていると、飼い主たちは「他のトレーナーに頼んだけれど、安楽死と言われた」とよく言います。私も同じでした。これから変わっていくといいなと思います。
私とRookieはシーザーミランに似たタイプのトレーナーMに頼みました。
ロサンゼルスでは何か事故があった時に、裁判の時に責任もってRookieをトレーニングします!と言ってくれるトレーナーが必要です。彼女はそれを快諾してくれました(幸い、裁判沙汰は起こさずに済みました)。
私は彼女の紹介でケージフリーデイケアで働くことにしました。そこで犬たちを観察し続けてボディランゲージを勉強しました。
Rookieは完全に良くなることはなかったけれど、トレーナーMは「もう来ないで」とか、「この犬は安楽死」とは言わずに、一緒にいろいろな方法を模索し提案し続けてくれました。それも心の支えになりました。トレーナーは飼い主のカウンセラーでもあるのだと思いました。
そして、日本帰国が決まり、まだ里親の決まらないRookieを置いて行けば殺処分が目に見えていたので、オーナーと何回も話し合い、私は迷いながらも正式譲渡の手続きをしてRookieの里親になりました。
日本に帰国、最初はトレーナーを探しました。
しかし過去にMに習っていたことで、あるトレーナーから壁を作られました。
そんなこともあり、私はトレーナーを探すのではなく、自分でトレーナーが出ているようなセミナーに参加して勉強しようと思いました。
トレーナーになりたいわけではなく、最初に思い描いていたようにポジティブトレーニングでRookieと幸せに暮らせるように。私がRookieのトレーナーならギブアップも偏見も安楽死もない。一緒に学んでいけばいいのだから。
セミナーでは問題はいろいろですが、似たような悩みを持つ飼い主さんと知り合いになりました。
ある方が自分の犬のことで罵られたことを話してくれて、「私達は誰よりも勉強しているんですよ、問題犬の飼い主なめんなよ!」と言っていました。
そういう風に考えたことがなくて、いつも力不足だと思っていたので、ちょっと自信になりました(笑)
セミナーで出会う飼い主さんはみんな勉強も努力もしていて、それはそれは熱心で真摯でした。
Rookieにいちばん効果があったのは「環境設定」「回避」です。
そして何より私がRookieのボディランゲージを見ること。これはロサンゼルスでシェルターボランティア、ケージフリーデイケアでの経験がとても力になりました。
近所の犬の多い河川敷では、興奮し吠えて暴れる行動を繰り返し強化されるばかり。しかもRookieも私も辛いだけ。相手にも迷惑でしょう。
ちょっとめんどくさいけれど毎朝、車で人気のない場所へ行って、のんびりお散歩を続けるうちに、私達はお散歩をゆったりできるようになりました。
ごきげんでアニマルトラッキングしているRookieのゆるやかな後姿を見ながらのお散歩はとても楽しいです。
Rookieは人間は好きで泳ぐことも好きなので、13歳半の今でもウォーターワーク(水難救助犬)のトレーニングに通っています。
Rookieが楽しくて得意なことをして、褒められる、相手にも喜ばれる、そして自信も体力も着く、人間のお友達も犬のお友達もできました。
今はRookieもすっかりおじいちゃんになり、暴れることもほとんどなくなりましたが、私は勉強を続けて、Rookieが健やかに幸せに穏やかに暮らせるように、そしてRookieのいちばんの理解者でスペシャリストでいたいなぁと思っています。
樹海でカヤックデイキャンプ
蒸し暑いRookie地方を抜け出し、涼しい樹海にカヤックキャンプに行ってきました
天気予報は悪かったけれど、ルー気圧が張り出し良いお天気になってくれました
風が吹く前に朝いちばんでカヤックで湖上さんぽに出かけます
富士山溶岩帯まで漕いできました
溶岩帯に上陸です
溶岩帯を気持ちよさそうにすいすい♪
のんびり遊ぶRookie
水が透き通っていて底が見えていますが、実はとても深いです
富士山を見上げるRookie(ほんとは鳶をみています)
溶岩帯はとてもきれいですが、ちょっと足場が悪くておじいちゃんになったRookieの怪我が心配なので移動します
足にやさしそうな砂の湖岸に上陸!
いろんなおもちゃで遊びます
運動不足が心配な夏は、気持ちよく泳いで筋力キープ♪
Rookieは慎重で無理をしないタイプですが、疲れすぎないようにフォローしながら遊びます
ゆったり泳いで、湖畔でまったりして、、、そろそろ戻りましょう
ラム肉を焼いているあいだ、眠そうなRookieですが眠れません(笑)
泳いだ後の焼きたてお肉は格別、いただきまーす
お昼ごはんの後は爆睡
私のLaybagを占拠してひたすら爆睡
帰り支度をしているあいだも、爆睡。。昔はいっぱい泳いだ後もボール遊びとかして走り回っていたよね。おじいちゃんになったんだなぁ。
まだ帰りたくなさそうなRookieですが、キャンプ場のなかをお散歩して帰ります。
樹海のなかのキャンプは、とても涼しくて気持ちよかったね。
いろいろな犬を描く 5
Rookieとのおでかけも猛暑でなかなかできないので、絵を描いています。
毎日ちょっとずつでも絵筆を触ることで、透明水彩で描くことに少しだけ慣れてきました。モデルはやっぱり可愛いRookie( *´艸`)
絵本のような絵も描いてみたくて、水難救助犬たちのサマーバケーションを思い浮かべました
下塗り、、、どうなるか不安
「これでいいのかな?」自分が感じたままに色を乗せていきます
最後にガッシュで白を入れました。とりあえず犬たちは楽しそう。
以前にはしもとみおさんから、「白いものを描いて、白のなかにいろいろな色を見つけましょう」とアドバイスいただいたので、白い空ちゃんにモデルになってもらいました。空ちゃんは紀州の雑種(?)の男の子。ポーカーフェイスだけど人懐っこくてお散歩が大好き。
モデルはダルメシアンのディーバ嬢。女の子らしさを出したかったのですがどうかな?
まだ自分の画風がわからないので、いろいろな描き方をしていますが、いきおいで描いているので一度描いて「あ、こんな感じ、これいいかも」と思っても、どう描いたのかわからない。
どう描きたいのかも、まだわからないので、描きたい子を描きたいように描いています。
私の描く犬は「みんな瞳がキラキラしている」と感想をいただいたのですが、モデルさんの前にいるのはその犬の飼い主さん達。モデルさんはみんな飼い主さんが大好きなのでしょう(#^^#)幸せな犬を描いていたいなぁ。
樹海さんぽと、「彫刻家 はしもとみおの見ること 彫ること 思うこと」
ウォーターワークの後、涼しい十里木の叔父の家へ
涼しくていろんな動物の匂いのする樹海のお散歩
動物の鳴き声を聞いているの?それとも浮遊臭を嗅いでいるの?
叔父と叔母が用意してくれたテラスのBBQにRookieは大喜び
お肉はビーフ、チキン、ポークそろいぶみ
Rookieも全種類美味しくいただいて、ごきげんでした♪
翌朝は富士山一合目のトレイルをお散歩
涼しい風に吹かれて、のんびり
富士宮で友人のグループ展「花たちと鳥たちと展」をみて、
三島で友人のだんなさんがオーナーシェフの美味しいレストラン「畑ごはん あぐり」で美味しいランチをいただき、
沼津で開催されている、はしもとみおさんの個展「彫刻家 はしもとみおの見ること 彫ること 思うこと」へ
はしもとみおさんの彫刻は、やっぱり素敵。そして好き。
彫刻家として有名なはしもとみおさんですが、絵もとても素晴らしいのです
絵のワークショップがあったら、参加したいなぁ