四十九日
6月4日で四十九日を迎えます。
1日1日はどうしようもなく長いのに、振り返るともうそんなに経ってしまうのかと思います。Rookieは2018年4月17日に永眠しました。
前日まで元気いっぱい、にこにこと遊んで、おいしいごはんをたくさん食べていました。
2週間前には健康診断もして、特に悪いところは見つかりませんでした。
あまりに突然のことで、置いていかれた私達は悲しみでいっぱいでやりきれない思いですが、Rookieが長く苦しまず、最期まで自分の足で歩き、犬生を楽しめたのだと思うようにしています。
Rookieが12歳を越えたあたりから、同じ年頃の子達が旅立っていき、私もRookieの死について考えるようになりました。
私から離れることを不安がる甘えん坊で寂しがり屋のRookieですから、もし大病しても年齢的にも性格的にも体力的にも入院や手術は大変な負担だろうと、もう積極的治療はしないで痛みの緩和をしてもらって、自分で看取ろうと思っていました。
病院でひとりで逝かせることだけはしたくないと思っていました。
寝たきりになるのも辛いだろうから、最期まで自分の足で歩いてピンピンコロリが良いと思っていました。
Rookieが私のもとに来てから、私は自分の持てる力全てをRookieに注いできました。
仕事も趣味もRookieのために辞めて、Rookieが私の全てでした。
だからRookieがいつか旅立っても、ひとつも後悔することなく爽やかに見送れると思っていました。
Rookieは体調を崩してから、1日も持たず、手術の時間までも持たずに、ピンピンコロリでお空に旅立っていきました。
血管肉腫でした。Rookieは亡くなる当日まで、全く症状がなく元気いっぱいでした。亡くなる半日前にはごはんも全部食べました。
心構えはできていると思っていたけれど、Rookieに会えなくなってしまったことは自分でもびっくりするくらいに悲しく辛く、ほんとうに体に大きな穴がぼっかり空いてしまい、Rookieがいた頃は毎日きらきらしていた世界が、モノトーンに沈み、世界から色も香りもなくなってしまったかのようです。
生まれてはじめて、食事が喉を通らなくなり、死んでしまいたいとも思いました。そんな時、お友達からのやさしさにとても救われました。
たくさんの素敵なアドバイスや励ましやお誘い、Rookieへのお花とお悔やみのことば、本当にありがとうございました。それからRookieの写真やムービーを眺めていると、Rookieがいつもいつも幸せそうに笑っていて、それも一緒に過ごした時間が増えるごとに生き生きとしたやさしいお顔になってきていて、「Rookie、一緒にいれておたがいに幸せだったね」と少し慰められます。
www.youtube.com今はまだ11年間のなかの最期の1日がすぐに心を占めてしまって泣きどおしですが、いつか11年間の幸せなたくさんの時間で心がいっぱいになるまで、時間が過ぎるのを待ちたいと思います。今、こんなに悲しいのは、それだけRookieが大好きだったから、Rookieと一緒にいることが幸せだったから。
「悲しい」や「寂しい」や「ごめんね」じゃなくて、「ありがとう」「だいすき」だけが言えるように。
生まれ変わったRookieとまた家族になれることを祈っています。
Rookieをかわいがってくださって、本当にありがとうございました。
甘えん坊のRookieですから、たまには思い出して、声をかけてあげてくださいね。Rookie 10th Birthday
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Happy 11th Birthday, Rookie!!
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www.youtube.comHappy 13th Birthday, Rookie!!
www.youtube.comHappy 14th Birthday, ROOKIE