days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Rookie1周忌

 Rookieが亡くなってしまってから1年。
長くて早くてしんどい1年でした。f:id:mamimami_LA:20180324113735j:plain愛犬を喪うということがこんなに立ち直れないものだとは思っていませんでした。
亡くなってすぐは悲しかったけれどそれなりにしっかりして落ち着いていたけれど、だんだん身体に大きな穴ががっぽり空いてしまってスカスカになってしまった感じで空虚になり、眠れず食べれずの日が続きました。
明日は何しようか、どこに行こうかという気持ちが何もわかなくなってしまいました。
今まではRookieと一緒に何しようか、どこに行こうかと考えていたのに、Rookieがいないのでは何もする気がおきませんでした。

最初の3か月くらいはRookieが生まれ変わってかえってくると信じていました。
半年くらい経って、もう二度とRookieに会えないということを実感したのと、自分が動けないでいる間に今までずっと自分の場所だったところが自分の場所でなくなってしまっていたこともあり、この頃が一番辛かった。
姉のように尊敬し信頼している友人達にたくさん支えてもらって、アドバイスをもらいました。

Rookieのいない春夏秋冬をひとつずつなぞって、ようやく一年。
季節ごとにどうしても思い出がよみがえってしまう。
今でも呼吸は常に浅くて深く息ができないまま。
身体の奥から冷たい地下水が湧き出て少しずつお腹のあたりにたまっている感じでいつでも体の中が寒い。
その水が何かしらのきっかけで突然溢れてくるのをコントロールできない。
好きだったことに打ち込んでいても、好きな人と会っていても、水があふれてしまう。

1年前に戻れたら、後悔しないように行動できるのかな。
もうどうにもならなかったのなら、病院で点滴していた時間も運転していた時間も全部抱いていてあげればよかったってずっと後悔してる。

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喪った悲しみよりも10年間の楽しい素晴らしい時間を思い出せるようになれるにはまだ時間がかかりそうです。本当はありがとうと言ってあげた方がいいのだろうけど、まだ悲しみが生々しすぎて、ありがとうを言う気になれない。

もしも魂というものが亡くなった後も存在しているのなら、どうかRookieが私のように悲しんだりしていませんように。
本当の犬のママに甘えたり、仲の良かった犬達と遊んだり、大好きだった先生に甘えたり、優しくあまい時間を過ごしていますように。
そしていつか再会できますように。