days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

よかった探し


Rookieと暮らし始めて一時預かり時代を併せると2年過ぎました。
Rookieが出来たこと出来なかったこととその対処法について、いろいろ考えたり工夫したり勉強したり反省したりするうちに、Rookieのことでも、Rookieには関係ない日々の暮らしやニュースにも「よかった探し」が、すっかり身につきました。
どういうことかというとRookieの出来なかったこと、悪いことばかり考えると滅入ってしまい、犬と暮らすことが苦痛になるばかりなので、Rookieが出来ること良かったことをどんなに些細なことでも気づいて一緒に喜ぶように、最初は常に意識して取り組んでいました。
それがだんだん普通に当たり前になってきて、Rookieとのトレーニングも以前のように思いつめすぎず自分を追い込まず、ずっと余裕を持って楽しみながらできるようになってきました。
最初はRookieのためだけだった「よかった探し」が、生活全てに広がったことでいろんなことにプラスになっています。
シーザー ミランが「その人を成長させるための犬がやってくる」ような意味合いのことを言っていたけれど、確かにそうかもしれないと思ったり。

Rookieと出会わなければ、私はたまに見かける高慢ちきで、他人(出来ない人や犬)への思いやりを忘れてしまっている動物愛護ボランティアやドッグトレーナーになっていたかもしれません。
Rookieと出会ったことで、いろいろな方に助けてもらったり協力してもらい、犬のトレーニングの難しさ、精神面での犬の遺伝疾患、問題犬を抱える飼い主の苦しみ、問題行動が原因での放棄、問題犬をアダプトした里親さんの負担などなど本当に実感しました。
Rookieと出会う前よりも、保護犬達へのトレーニングや里親さんたちへのアフターフォローをもっともっと考えるようになりました。
安楽死宣告されたRookieの命を繋ぎとめただけではRookieを救ったことには全然ならない。Rookieと私が楽しく幸せに暮らしていけるようになるプロセスやノウハウが、いつか誰かのヒントになったり役に立てたらいいなと思っています。

Rookieが3歳から5歳までに出来るようになったことTOP10
鳥に吠えなくなった
ベビーカート、スーツケースに吠えなくなった
遠くの犬、家の中から吠えてる犬に吠えなくなった
水が怖かったのに泳げるようになった
階段の昇り降りができるようになった
リードを引っ張らなくなった
外でもオスワリ、フセ、マテ、ミテ、ゴロン等ができるようになった(犬がいると出来ない)
特定の犬とは遊べるようになった
ピンポンに吠えなくなった
短い時間のお留守番