days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ジェントルリーダー

約5ヶ月ぶりくらいにジェントルリーダーを試してみることにしました。
以前、使った時はあまりにも暴れるので鼻がズル剥けになるし(鼻のストラップは緩めにしてあります)、全く吠えやまなかったので、プロングカラーに換えました。
で、プロングカラーはジェントルリーダーより効き目があったので、それからプロングカラーを使っています。
さて、家に来た頃のルーキーがどうたったか、と言いますと、
1.散歩に馴れていなかった
 まっすぐ歩かずにジグザグに歩いたり、電柱や芝生があると、そこめがけてガンガンにリーシュを引っ張ったり、ちょっとした段差にもビビッていました。
 今のトレーナーさんに出会うまでは、家の中では完璧にできるコマンドも、外では全く出来ませんでした。
2.犬に吠える
 犬の気配がしただけでも、吠えて暴れていました。
 犬の他、犬っぽく見えるもの(人が手から提げている紙袋、ベビーバギー、アメリカの柄の長いホウキ)にも吠え掛かっていました。
3.その他のものに吠える
 風船や、清掃車、鳥、リスに吠える


今はだいぶ良くなってきて、当初は全く取れなかったアイコンタクトが頻繁に取れるようになってきましたし(興奮してる時は無理)、鳥やリス、紙袋、ベビーバギー、ホウキ、清掃車に吠え掛かることはなくなりました。
犬がいないとわかると、外でも少し寛げるようになってきました。
しかし直前に犬に吠えられてりして心理的に恐怖に傾いている時は、今でも鞄等に吠えることがあります。
犬が遠くにいる場合や道向こうにいる時などは我慢できる回数が増えてきていますが、真正面からのすれ違い等や、遠くても相手の犬が吠えてきた場合(家の中や車の中)等は、ガウガウです。
ベランダから外にいる犬へ吠えようとする行為はなくなりました。


2日間ジェントルリーダーに再トライしてみた結果ですが、
■良い面
 ・犬が遠くにいる時は強制的に視線を外すことで、落ち着かせることができる
 ・ルーキーが興奮して暴れても、ルーキーにかかる身体の負担と、私が制御に使う力が少なくて済む
■悪い面
 ・相手の犬が近かったり、吠えてきてルーキーに火が点くと吠えることを全く止められない
  視線を外すようにしても、吠えまくり暴れまくり錯乱状態を止めることができない


Rookieの行動が悪化しない限り、しばらく続けてみようと思います。
補足ですが、Rookieの問題行動はほぼ全てが恐怖心から来ています。
Rookieは犬の他に爪切りが怖くて仕方ないようです。
ふだんは、どこを触っても抵抗しないルーキーですが、爪切りを持っていようものなら、必死の形相で逃げようとします。
あまりに暴れるのでプロに頼んだら、爪きり中に恐怖のあまり肛門腺をスプレーのように発射したそうですし、自宅の方が安心するかと思って私が切ろうとしてもキュンキュンヒンヒンこの世の終わりのような声で鳴き、暴れます。
爪の先をちょっと切っただけでも「キャン!!」と泣き叫ぶ始末。。
どんなに怖くても、爪を切ろうとする私に攻撃してこないのが救いであり、ルーキーの可愛いところですが、徐々に爪きりにも慣れてもらいます。