days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

いい獣医さんに出会いたい!

Rookieと出会うずっと前、、、渡米することが決まりました。

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私はアメリカに行ったらボランティアをしてみたいと思い、今ほどインターネットが普及していない時代だったので大きな本屋さんに行ってアメリカの情報を集めていました。

そこで見つけたのが西山ゆう子先生の本でした。子供の頃から犬は好きだった私は何となくこの本を買って読んでみて、ドッグシェルターでボランティアしようという気持ちになっていきました。

小さな命を救いたい―アメリカに渡った動物のお医者さん

小さな命を救いたい―アメリカに渡った動物のお医者さん

 

 そして、渡米。

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私はいくつかのドッグシェルターにコンタクトを取り、ボランティアを始めました。

英語がほとんど話せなかったのですが、ケンネルの清掃や犬の散歩をしているうちに、犬関係の英語を少しずつ覚えていきました。私が知らなかった英単語で渡米してから最初に覚えた単語はCancerでした。

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ボランティアのリーダーをしていたTanyaはとても素晴らしい人で、シェルターに連れてこられて戸惑っている犬達にするように、私にもゆっくりじっくり分かりやすいようにボディランゲージを交えて、いろいろなことを教えてくれました。

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しばらくして、私はRookieのフォスターボランティア(一時預かり)になりました。

が、問題行動が原因で数回のトライアルは全て失敗し、私の帰国が決まってもRookieの家族は見つかりませんでした。同じく問題行動が原因でRookieの新しいフォスターボランティアも受け入れてくれるNo killシェルターも見つかりませんでした。団体のオーナーとの話し合い中に安楽死の話も出ましたし、パブリックシェルターに入れば行く末はみえていたので、私は悩みに悩んでRookieを家族に迎えることにしました。

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私はRookieを愛護団体から譲渡してもらい、急いで獣医さんに連れて行って健康診断と各種手続きを始めることにしました。

幸運なことにボランティアを始めるきっかけのひとつになった西山先生の病院がおとなりの市ガーデナにあったので、私とRookieはさっそく西山先生のもとへ診察に行くことにしました。初診ではカウンセリングにたくさん時間を割いて、Rookieの問題行動が身体の不調から来てはいないかと検査してくださいました。

今までこれといった大病をしていない健康自慢のRookieですが、はじめての健康診断でのアカラスの早期発見、ワクチンでアナフィラキシーショックを起こして入院したこと、帰国時の各種手続きのこと、先生にはたくさんお世話になりました。

最後の診察の時に私は西山先生に聞きました。

「日本に行ったら新しい獣医さんを見つけないといけません。いい獣医さんを知りませんか?いい獣医さんはどうやって見つけたらいいですか?」

 つい先日、まさにこの答えになる本が出版されました。

 とてもわかりやすいやさしい文体で書かれているので、本の苦手な方でも楽しくすらすらと読めておすすめです。

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先週、7年ぶりに西山先生と再会しました。

ロサンゼルスを思わせるような太陽の陽射しを浴びて、楽しいおしゃべりをしながらピクニック。また再会できるように元気で長生きしようね、Rookie♪

西山ゆう子先生のさらなるご活躍に期待しています(#^^#)