days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

Rookieのケンカの詳細と経過報告

心配おかけしました。
事件からまる1日半が経ち、Rookieも少しずつ落ち着きを取り戻しています。
この5日間のうちにデイケアで2度も起こったケンカで、Rookieの身体は傷だらけですが、身体の傷のほうは順調に回復しています。
今日は足をひきずらずに歩けるようになり、ゆっくりですが1時間近く歩くことができました。
片耳が膿んでいて、痛くて自分で頭をブルブルできないようです。
嘔吐の方は治まり、うん○も液状から固まりになりつつあります。
今はショック状態なので、犬にあわせないほうが良いということで、散歩はひと気のない工場地帯に車で移動してから歩かせています。
ケンカ直後の散歩に比べると、だいぶ落ち着いていました。
食事も受け付けませんが、大好物なささみジャーキーだけはよく食べています。
贅沢させてわがままになったらマズイとは思うけれど、食べないと怪我も治らないし、もともと痩せているので、これ以上痩せさせるわけにはいきません。
ささみジャーキーなら、ちょっと多めに食べても身体によかろう、ということで、今だけは欲しがるだけ食べさせています(甘すぎ。。)。
上の画像がRookieお気に入りのささみジャーキーとガム。
Rookieが回復してきたら、食事は厳しくします。


ケンカの時の詳しい状況もビデオ確認してもらい聞くことが出来ました。
発端は白ピットがニクソンに吠え掛かったこと。
それに興奮した黒ピットMixが白ピットに襲い掛かり、居合わせたデイケアの社員(受付も含め)5人全員がそのケンカを止めに入りましたが、ピット同士のケンカで黒ピットMixが白ピットに喰らい付いて、外せなかった。
この時犬舎にいたスタッフは2人だけで、2人とも1ヶ月未満の新米スタッフだったそうです。
私は今回の事故、犬がどうこうじゃなく、とにかくそのことが問題だと思っています。


そして、ケンカを見て興奮したニクソンがルーキーにアタック。
ニクソンは4日前にもルーキーにアタックしてきた犬です。
ルーキーはニクソンにコーナーまで追い詰められ、そこから必死の反撃にでたようです。
スタッフは全員ピットのケンカに夢中で、誰にも気付かれないまま2分30秒間ずっと、死闘がおこなわれたわけです。これも大問題!止めるどころか気付きもしないのでは、そのへんのドッグパーク以下です。
事故の直後はニクソンの怪我の状態をみて、ルーキーのしたことに対してかなりショックを受けました。
でもコーナーに追い込まれた動物なら、反撃するしかない。
私は今回のルーキーの行為が悪いとはもう思っていません。
それは飼い主のえこひいきではなく。
もしルーキーがニクソンより弱かったら、ルーキーが逃げ惑って反撃しなかったら、ルーキーは殺されていたかもしれない。


普段はあまり入りたがらないクレートに入っています。
毛艶も一気に悪くなり、いつものような快活な元気さがありません。
ハンサムな顔についた、鼻づらの傷もはやく治りますように。
左耳は怪我をしてからずっと半分垂れたままです。
午後になってさらに回復してきたようで、ケンカ以来はじめて独りでベランダに出て日向ぼっこしています。
ベランダでの日向ぼっこはルーキーのお気に入りのひとつです。
夕方、もう足も引きずっていないので、試しに軽くボールを投げてみたら、楽しそうに遊び始めました。
良かった、とりあえずはひと安心です。