その後の保護犬たち
私がアメリカを後にしてから、早いものでもうすぐ1ヶ月。
レスキューの犬達の様子をボランティア仲間のYちゃんがUPDATEしてくれています。
Rocko、Ollie、Destinyにはフォスターファミリーが見つかったようです。
OllieとDestinyは小ぶりなピットで可愛らしいし、人間大好きなので、朗報を期待しています。
Ollie
Destiny
Rockoはレスキューに来た当時Do Not Walkの紙が貼ってあった犬で、他の犬を見て興奮するとミスディレクションしてハンドラーの手に噛み付くことがある犬です。
Rockoはよく人を見ていて、ハンドリングに馴れたボランティアに対してはおとなしくついてくるけれど、新人のボランティアだと暴れる犬。
Rocko
レスキュー団体とフォスターファミリー、トレーナーの連携が本当に必要です。
Pawneeはアダプトされました!
Pawneeは力は強いけれど、おっとりした可愛い女の子。
問題があるとすれば、その身体の大きさと力の強さだけで、性質はとても素直です。
供血犬として、ずっとケンネルで他の犬のために生きてきたPawnee、これからはPawneeが幸せになる番です。
さてさて、Yさんからのメールにフォスター募集のことも書いてありました。
私も最初はRookieのフォスターファミリーでした。
アメリカ在住の方も何人かこのブログを読んでいると思いますので、こちらにも転載しておきます。
↓以下 転載↓
ところで、皆さんはフォスターについてご存知でしょうか?
フォスターとは簡単に言うと、自分の家で飼い主が見つかるまで預かる事です。
犬にとって下記のベネフィットがあります。
- 1- あの狭くて孤独なケネルで過ごさなくてもよい
- 2- 犬にいろんな意味でのsocializationを学んでもらえる
(例えば人との接し方、家でのマナーなど)
- 3- ケネルに居た時の問題が解決したり、ケネルに居た時には分からなかった問題が、¥明るみになったりする事で、その子自身の本当の問題が見えてくる
人にとってのベネフィット
- 1- エサ代、病院代はレスキュー団体から支給される(レスキュー団体によって異なります)
- 2- 社会的貢献
- 3- その犬に問題がある場合は、それと向き合うことで自分も学べる
- 4- アダプトしたければアダプトできる
注意事項
- 1- フォスターファミリーが犬種など選ぶ事は出来ません。
(レスキューグループによっては多少の融通は利くかもしれませんが…)
- 2- 毎週末に、行われているアダプションイベントに基本的に参加できる
(フォスターファミリーがその犬を一番理解している訳ですから当然ですよね)
- 3- 問題が起こった場合はレスキュー団体に必ず連絡をする
大体、こんな感じです。
もし、フォスターに興味があったり、周りの友人、知人に犬を飼いたい人などが居ましたら、フォスター&アダプションを是非、薦めてみて下さい。
まだまだ知らない人が大半なんですが、純血種も純血種のパピーを探している人もペットショップやパピーミルでで購入しなければならない訳ではありません。
例えばチワワを探している場合、
http://www.petfinder.com/
でAnimalでDogを選び、BreedでChihuahuaを選択し、『Find Animal Welfare Groups』に自分の住んでる場所のZIPを入力したら、近所のレスキューグループでアダプトされるのを待っているチワワがチェックできます。
他の手段としてはYahooやGoogleで『Los Angeles、Chihuahua Rescue』などで、サーチすると情報が入手できます。
ボランティアには色んな形があります。
こうした情報を自分の周りの人に伝えてあげる事でも、保護されている犬を救う事が出来ると思います。
↑転載終了↑
私もフォスターボランティアを通して、本当にたくさんのことを学びました。
もし最初からアダプトするつもりだったら、私は絶対Rookieを選ぶことはなかったでしょう。
またフォスターは期間限定のボランティアですので、駐在員など帰国の予定があってペットが飼えない人でも、ペットと暮らし、助けを必要としている命に貢献することができます。
出会ったころのRookie
そうそううちのレスキューではないのですが、家族を探していたRookieのお友達もみんなそれぞれ里親さんを見つけています。
Rookie最愛のガールフレンドLolaはお友達いっぱい多頭飼いのおうちへ
Rookie最初の男友達カイザーはセラピードッグとして病院でボランティアしているそうです
Rookieの妹分だったRoxy