days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

みんなで歩くこと

帰国後、Rookieが航空公園のドッグランに見学に通い始めて1年経ち、一緒に遊べないながらも、Rookieのなかでは常連の飼い主さんと犬達に仲間意識がしっかりできているようです。すっかり常連メンバーには吠えないようになりました。
それから航空公園自体が、近所の川原のように放し飼いの犬が追っかけてきたり等の嫌な思いをしていないし、来ればお友達もいるので、Rookieのなかでは「楽しいところ」「あんまり危なくないところ」と認識されているようです。
それでも時々しか会わない犬や初めて会う犬には、ガウしてしまいます。

よく聞く話で、ドッグトレーナーと一緒だと大丈夫だけど、飼い主さんだけだと問題行動を起こすというのがあります。
人間が犬を理解してコントロールすることが大事。これはよく言われる話。


本題はここからで、実は先日、Rookieが狭い道ですんなり知らない犬とのすれ違いをやってみせたのです。
どうしたのかというと、Rookieが知っているたくさんの犬と一緒にみんなで歩いていた、それだけです。
ランで知り合った方で、保護犬の一時預かりをしているため、いつでも3頭、時には4頭を散歩させている方がいます。今はラビちゃん、ロッテちゃん、アンジェラちゃんの3頭です。
ラビママさんは、とーっても明るく犬に優しくて甘々です。ラビママさんと犬達の周りには幸せいっぱいお花が咲いているような明るさです。
Rookieはラビママファミリーにすっかり馴れてきたので、時々ランの帰りに一緒にお散歩させてもらっています。ちなみにRookieはラビママさんに叱られたことは一度もありません。

ロッテちゃんとラビちゃん。実際に会うとラビちゃんはちょっとRookie似。
公園内をお散歩していると犬や野良猫にたくさん出会います。基本的にはすれ違う他犬との間をあけながら歩いていたのですが、先日は知らない犬と狭い道ですれ違わなければいけないシチュエーションがありました。
「こりゃ絶対暴れちゃうな、無理だな」と、Rookieがご乱心しても、しっかり制御できるようハーネスのハンドルをがっしり握って備えていました。
ラビちゃん、ロッテちゃん、アンジェラちゃんの3頭は何事もなく、正面から来るゴールデンレトリーバーをやり過ごします。
で、問題のRookieですが、ちょっとハフハフはしていましたが、何とそのままスルー!!!あの距離での正面からのすれ違いはいつもなら2m近くジャンプしながら吠えまくって暴れるところです。
これは、ラビちゃん、ロッテちゃん、アンジェラちゃんと一緒に大きな群れで歩いていたからだと思います。
Rookieのドッグアグレッションは、元々「恐怖」から起因しています。


人間がすごーく悩んで考えて、いろいろ工夫したり苦労したりしていることを、「犬同士」はあっさり解決してしまうこともあり、犬同士で伝え合うことって大きいな〜、と改めて思いました。
あ、私とRookieだけになったら、またガウっちゃいました(泣)でも確実にガマンできる範囲は広がっていて、以前に比べるとずいぶん散歩がラクになってきました。何人ものトレーナーや獣医から言われたようにRookieの攻撃性を完全に除去することは出来ないかもしれないけれど、練習を重ねていくことで、改善していくことはできます。

ラビママさんの愛情をいっぱい受けて、いつもニコニコ可愛いロッテちゃんは里親募集中です
ロッテちゃんの里親募集要項
http://www.satoya-boshu.net/keisai/d2-44044.html

ブリタニースパニエルのアンジェラちゃんはお見合い中。Rookieはアンジェラちゃんには初めて会った時から吠えなかったので、「もしかしてアンジェラちゃんとなら一緒に暮らせるかも?」とも思ったりもしました。お見合いうまくいきますように。