days of atresure

ロサンゼルスのシェルターにいたRookie。Rookieの一時預かりボランティア中に、日本帰国が決まり、正式に家族として迎えることに。大変なこと、幸せなこと、最近では幸せなことばかり、、、綴っています。本ブログの画像および文章の著作権はmamiにあります。無断転載を禁止します。

ウォーターワーク西湖大会 2011


この夏、がんばってレッスンに通ったウォーターワークのコンペティションの西湖大会に出場しました。


ルーキーは突出した他犬攻撃性という問題行動をもっているため、今までトレーニングというといわゆる「行動矯正訓練」で、トレーニングで楽しんだり、褒められるということが、どうしても少ない状況でした。
でも水の中でのトレーニングならば、水遊びの好きなルーキーも楽しめるし、水中ということで他犬攻撃性の高いルーキーでも安全を確保してできるだろうということでウォーターワークに通い始めました。目標は「ルーキーが楽しみながら絆を深めること。あわよくば他犬がいても気にせず私との水遊びに集中していられること」
9月に入って先生に勧められるまで、コンペティションに出るつもりはさらさら無かった(吠えて他の出場者に迷惑をかけたくないし)のですが、「ルーキーが楽しめればいいから」と背中を押されて思い切って参加してみました。

ルーキーはレトリーブクラス、オープンクラスにエントリー。
当日はルーキーが競技中はほかのわんこ達はちょっと離れたところに待機してもらう等の気配りをしていただきました。先生方、出場者の皆さん、ご協力ありがとうございました。


ルーキーは激しい攻撃性を持つため、推定3歳で飼い主放棄。当時ボランティアしていた保護団体から、一時預かりの依頼があり、1年間、行動矯正トレーニングを続けながら里親さんを探しましたが、数ヶ月の間に4回も譲渡のトライアルに失敗し、保護団体内で安楽死を検討され始めたため、4歳の頃にうちの子として迎えました。
今もなお、激しい他犬攻撃性を持っていますが、出会った頃の狂犬ぶりに比べるとはるかに良くなっています。一時預かりを始めた頃の私の目標は「ハーフチョークとリード1本で散歩できるようになること」だったのですから(当時はスパイクカラー、ハーネス、マズル、ジェントルリーダー、リード2本着けて散歩していました)。

ウォーターワークの先生方、入賞した犬達と一緒に
そんなルーキーが、今回このような大会に出場して、賞まで獲れたこと、ルーキーにも私にとっても、とても誇らしく嬉しいことでした。